社長メッセージ

現代は、電子の時代といっても過言ではありません。エレクトロニクスは、テレビやパソコン、携帯電話といった私たちに身近な製品のみならず、今や想像も及ばない領域にまで応用されています。特に、デジタル化による情報通信技術は、社会に革命的な変化をもたらし、経済のボーダーレス化を加速させています。

当社は、1956年に、電子材料の開発、製造、販売を目的として設立されました。

最初に開発した製品は、銀微粉末を素材とした円板コンデンサの電極用銀導電ペーストでした。電極は、電気エネルギーのロスを最小限とするために、可能なかぎり緻密な構造でなければなりません。このため私は、きわめてミクロな形状、サイズの異なった銀粒子をある一定の比率で混合させることに着目し、開発、製造に成功しました。手作りで始めた当時の私にとってこのアイデアは、斬新なものに思えたものでした。

以来、エレクトロニクスの進歩はとどまることを知らず、電子材料の応用も広がってまいりました。それにともない当社も、技術開発部門の充実をはかり、新しい製品を開発し、お客さまのニーズに応えてまいりました。こうして、今日の各種のペーストおよび金属微粉末製品が生まれ、国内外で百数十件にも及ぶ特許を取得するに至ったのです。

これはとりもなおさず、「オリジナルは強い。それは真の独創的技術からしか生まれない。」という信念のもとに、創業以来、多くのブレーンをもつ技術集約型企業を志向してきたからです。

今後も、独創的技術をもって電子材料の新しい分野に挑戦し、お客さまのニーズを満たす製品を迅速に開発してまいります。また、世界市場での供給、サービスのネットワークを構築し、企業活動のグローバル化を推し進めてまいります。